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ウッカリ世界で一文無し。ウッカリ世界で妊娠。そしていきなり母子家庭だけどインドを中心に移動式生活続行中。息子ハッチとの日々を綴ります。

13歳の魔女の気分 スペイン タリファ :Spain 2014

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スペインのタリファは小さな港町。
イスラム教を抜け、キリスト教になった。


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私は80Lのバックパックと大きなボストンバックをコロコロで転がし引っ張っているという、なんとも大荷物の風貌。
港の目の前にこ洒落た公園があり、オープンレストランや噴水、露店で絵を売っているイラン人のおじさんも居た。
これからポルトガルを目指すと言うと。「BOOM FESTIVALかい?」と言われる。
みんな知ってるんだぁ。と思った。
私は私もこの公園で露店をしてもいいか?と尋ね、大丈夫だということで今日は開かないお店のシャッターの前に、早速お店を広げた。
昼過ぎである。暑い。シエスタの時間帯だ。
ここに座り、しばらく様子を見て、安全そうなら今日は公園で野宿でもして、明日の朝いちから、マイペースにポルトガルを目指してヒッチハイクをしていこう。と考えていた。
地図もガイドブックも無い。そしてwi-fiも無いので、どの名前の街を目指してヒッチハイクを始めれば良いのかも分からなかった。


しばらく座っていると、また色々な人に話しかけられる。
ボチボチ商品も売れる。
地元のお姉さんはお茶を購入してくれて、簡単な地図と主要な都市名を書いてくれた。
これで十分、ポルトガルを目指せると思う。


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そして。50代だと思われる、パンク風にもヒッピー風にもルンペン風にも見える男性。
珈琲とチョコの差し入れをくれた。
更にジョイントの差し入れもくれた。
最初は有り難いと思って、頂いていたが、日が暮れるにつれて、その謎の50代男性の行動が怪しくなってきたのだ。
私を見張っているような感じ。
私が他のお客さんなどと談笑していると、遠くから物凄い監視の目で見てくる感じ。
それに気が付いた隣りで犬の首輪を露店で出しているおじさんが、サンドイッチをくれたり、ビールをくれたりと気を遣ってくれた。
そして。「今夜はどこに泊まるんだい?」と。
私は。「この公園で野宿しょうかと思います。」
犬の首輪のおじさんは。「しかし、危ないよ。ほら、だって。」
とパンクだかヒッピーだかルンペンだか分からない謎の50代男性の方に目をやる。
「私の友人が、近所に住んでいるから、今晩はそこに泊まりなさい。」
と犬の首輪のおじさんと友人のおじさん。
私は、いつもの勘で安全そうな場所だと認識し。その近所のおじさんの家に一晩泊めていただくことにした。
何故、安全かと判断したのは。
露店仲間のおじさんたちだったから。
その露店仲間には20代の若い女の子が焼き物も売っていて、おじさんとも話していた。
その関係を見て、まだ安全だと思ったのだ。


夜中12時頃。私も犬の首輪を売っているおじさんも、その隣りで陶器を売っているお姉さんもお店を畳み始めた。
35ユーロ程、稼がせてもらったスペイン、タリファ。
私は犬の首輪のおじさんの案内の元、近所のおじさんの家に向かう。
公園の反対側まで行くとBOOMを目指している、旅をしているヒッピー若者集団が十数人で車座になっていた。
私は近所のおじさんの家に行かなくても、この若者たちの近くで野宿すれば安全だし、色々情報は集められそうだな。と一瞬思ったが、彼らには挨拶をして、近所のおじさんの家へ向かった。

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スペイン、タリファ。
魔女の宅急便のキキが、あの海の見える街に辿り着いた時みたいな光景が広がる。
もうこの日は夜遅く、移動が続き疲れたので、おじさんの家のシャワーを借りて。
何故か水しか出ず。
夜は冷え込むタリファでは目が覚める。
そして、おじさんはベッドで一緒に寝ようと言う。
何もしないから寝ようという。
なんだか変な展開にはだけはなりたくなかったので。
普通に、私はリビングのソファーで一人で寝る。
一人で寝た方が良い。
とだけ押し通し、別々の部屋で一人で就寝が出来た。
こういった空気の読めない申し出は腹が立つが。
道売り、ヒッチハイク、な条件で移動していたら免れない、面倒な男性の性的試みなので。
いちいち腹を立てても仕方ない。誤解されても仕方が無いという諦めもある。
一発目の申し出で断固拒否のシャットアウト。
それ以上、しつこければ大げさに怒り狂う。説教モードで。
大概のそういった下心のある男性は無駄なプライドも大層持ち合わせているので。
1度、大袈裟に断れば問題ない。
それでもしつこいのであれば、武力行使も想定内だが。未だ、私は男性と暴力で問題解決しなくてはいけない状況に陥ったことがない。
私は喧嘩も暴力も嫌いだが、何故か男性と互角に張り得る自信だけはあった。
勿論。容姿や雰囲気、筋肉具合などから確実に瞬発力があり喧嘩なれしている男性は別。
私の中でも、一応、勝てそうか勝てなさそうか判断は出来る。
とはいっても。
その辺に歩いている様な普通のおじさんなら素手で押さえ込むことは可能だと思っている。
理由はもうひとつ。
暴力に対して肉体的にも精神的にも打たれ強いのは確かである。
幼少期から継母の躾の一環として、毎日、何かしら暴力を受けていた。
昔の体育会系の部活の様に。
そう。継母は学生時代に厳しいバスケットクラブに入っていたらしい。
また。死ぬ間際の鬱状態の父親からも、顔面を思いっきり殴られ青タンを作っていた。
なので。
私の攻撃力や瞬発力は未知数であるが。防御力は心身共に、ある程度の態勢はついていた。
人に殴られたり怒られたりすることに慣れている。
慣れているからこその怖いもの知らずと、危険探知能力なのだと思う。
 

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